◆熊澤努(先端技術研究所)
2021/10/01に開催された国際学術会議 ICCCI 2021 (13th International Conference on Computational Collective Intelligence) にて下記の論文を発表しました。
Exploration Strategies for Model Checking with Ant Colony Optimization,
Tsutomu Kumazawa, Munehiro Takimoto, Yasushi Kambayashi
Pages 264 - 276
https://doi.org/10.1007/978-3-030-88081-1_20
本論文では、形式的検証技術の一種のモデル検査において、アリコロニー最適化法を用いた検査技法に対する新しい効率的な探索戦略を提案しています。
本論文は ICCCI 2021 Best Regular Paper Award のコンペティションにノミネートされました。
◆小田朋宏(SRA 技術フェロー)
2021/10/07に開催された国際学術会議PAAMS’ 21(the 19th International Conference on Practical Applications of Agents and Multi-Agent Systems)にて下記の論文およびデモ展示を行いました。
re:Mobidyc - Reconstructing MOdeling Based on Individual for the DYnamics of Community
Tomohiro Oda, Gael Dur, Stephane Ducasse, Sami Souissi
Pages 367-371
https://link.springer.com/book/10.1007/978-3-030-85739-4?page=2#toc
re:Mobidyc は、生物学研究を目的としたマルチエージェントシミュレーション環境です。
既に同分野で20年間利用されてきた実績のある Mobidyc から biology centric な設計思想を受け継ぎつつ、SRA技術フェローの小田が現代的なソフトウェア技術に基づいて再設計/再実装しています。
PAAMS' 21 では、sugar scape と呼ばれるモデルを re:Mobidyc 上に実現するデモを展示しました。