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【全Qt】
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LGPL

LGPL

Qtは、オープンソースであるGNU Lesser General Public License (LGPL) でも提供されています。
LGPLに準拠したソフトウェアの開発では、商用製品開発・社内/個人利用問わず、無償かつ自由に使用することができます。

※SRAでは、QtのLGPL版を用いて製品開発される多くのお客様に対し、LGPLサポート等のご支援をしています。
ライセンスの選択でお悩みでしたらお気軽にお問合せください。

LGPL版の留意点

  • LGPL版を使用していることを明記する必要があります。
  • LGPL版のソースコードの配布を求められた際に、配布を行う義務があります。
  • LGPL版に手を加えた場合には、手を加えた部分のソースコードの公開が必要です。
  • LGPL版をスタティックリンクした際には、独自開発部分のソースコードを配布するか、独自開発部分のオブジェクトを配布する必要があります。
  • LGPL版を使用して作成したアプリケーションのライセンスに、リバースエンジニアリングを禁止する条項を入れてはなりません。
  • 同一プロジェクト内で、Qtの商用版を使用する開発者がいる場合に、他の開発者がLGPL/GPL版のみを使用することはできません。
    Qtを使用して作成されたソースコードに共通部分がある場合に、同一プロジェクトとみなされます。
  • LGPL 版で開発をした後に、Qt商用版に移ることはできません。
  • Qt 5.7以降は、Qt WebEngineの一部と Qt Serial Port を除いたLGPL v2.1が適用されているすべての既存モジュールが LGPL v3 に変更されています。
    また、Qt 5.7以降のQt Charts、Qt Data Visualization、Qt Virtual Keyboard、Qt Purchasing、Qt Quick 2D Rendererの各モジュールはGPL v3で提供されています。
  • Qt 4.5以降のバージョンでのみ LGPLでも使用でき、4.5より前のバージョンにはLGPLは適用されません。

※上記の整理はSRAの理解に基づくもので、完全な正確性を保証いたしかねます。

LGPLサポート

Eメールにより、SRA専任のサポートチームが、QtのLGPL版に関して質問件数の制限なく、日本語にて開発者の方の質問に対応します。
併せて、その他のSRAの提供するサービスを利用いただくとより効率的にご利用いただけます。

  LGPL Desktop Support LGPL Embedded Support
対象プラットフォーム Windows、Linux X11、macOS Embedded Linux
対象バージョン Qt 4 以前、Qt 5.0~5.11、5.13 (左記全てサポート終了)、
Qt 5.12 LTS (2021 年 12 月 5 日迄)、Qt 5.14 (2020 年 12 月 12 日迄)、
Qt 5.15 (2023 年 5 月 26 日迄)
サポート終了バージョンについては別途旧バージョンサポートを提供していますのでお問い合わせください。
対象ユーザ 1サポート契約に付き1名、Qtを使用される開発者数分の契約が必要です。
質問件数 無制限
対応時間 受付時間は営業日の 9:00 から 17:30 で、
受付の翌営業日から4営業日以内に最初の回答をいたします。
  オプション
オンサイト 回数毎の費用
パッチ提供 提供毎の費用